【フィギュア】鍵山優真「(涙が)枯れるまで泣いた」GP連勝も悔しさ フィンランドから帰国
フィギュアスケート男子で22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(21=オリエンタルバイオ・中京大)が18日、GP2連勝を飾ったフィンランド大会を終えて羽田空港に帰国。NHK杯、フィンランド大会と初体験となる2週連続のGPシリーズ出場で結果を残し、「今は前向きな気持ち。帰ってきたので、ひとまず休んで練習したい」と語った。 フィンランド大会はNHK杯の疲労が残る中での連戦とあり、フリーでは冒頭の4回転フリップの回転が抜けて1回転判定になるなど、159・12点の5位。「掲げた目標とかけ離れた演技」とショックは大きかった。SPの貯金で逃げ切ったものの、結果が出た後は「(涙が)枯れるまで泣いた」という。 すでに気持ちは切り替え、次戦は世界王者イリア・マニリン(米国)らが待ち受けるGPファイナル(12月5~8日、フランス・グルノーブル)。自身初のファイナル制覇へ、「前向きに受け止めて、ファイナルでは修正したい」と気持ちを高ぶらせた。 練習再開までのつかの間のオフについては、「食べて寝ます」と笑顔。「(アスリートは)体が一番大事。選手それぞれだけど、僕の休み方は食べて寝る。実家に帰ります」と語った。