チームによっては主力級? 巨人の現役ドラフト注目選手(2)かつてのレギュラーだが果たして
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい読売ジャイアンツの選手を紹介する。
松原聖弥
投打:右投左打 身長/体重:173cm/74kg 生年月日:1995年1月26日 経歴:仙台育英高 – 明星大 ドラフト:2016年育成選手ドラフト5位 一時はレギュラー定着が見えていた松原聖弥。復活への期待は大きいが、松原もまた現役ドラフト候補の一人と言えるだろう。 仙台育英高校で最後の夏はベンチ外で終わる悔しさを胸に、明星大学に進学。読売ジャイアンツから育成5位指名を受け、同大学初となるプロ入りを実現した。 プロ入り後は2軍・3軍で結果を残し、2018年7月に支配下契約を掴み取った。 2020年は86試合出場で打率.263(規定未満)を記録すると、2021年は外野のレギュラーの座に定着。135試合に出場し、打率.274・12本塁打・15盗塁と躍動した。 さらなる飛躍が期待された2022年だったが、50試合出場にとどまり、打率.113と前年から大きく数字を落としてしまった。 今季も21試合出場で無安打に終わる悔しいシーズンとなった松原。いま一度、巨人で輝きを放つことができるのか、あるいは他球団に移籍となるのか注目だ。
ベースボールチャンネル編集部