定年退職が近づき、老後資金が心配になってきました…… 。今からiDeCoをやっても間に合うのでしょうか?
50代・60代から加入した場合いくら貯まるか
iDeCoでは加入年齢や受取年齢の制限があるため、高齢で加入するほどメリットが少なくなってきます。老後の生活資金を確保するという意味では、なるべく早く開始することが必要です。 具体的に開始時期によってiDeCoの受取金額にはどれくらいの違いがあるのでしょうか。開始年齢別に受取金額を比較しましたので参考にしてください。 ■加入年齢別に65歳での受取額を比較 次の条件で50歳、55歳、60歳から加入したときの節税メリット・受取額は図表1のとおりです。 ◯年収300万円、掛け金2万3000円、運用利回り3.0%、74歳で受取開始、配偶者あり
【図表1】
iDeCoは50代からの加入でもメリットはあるが、なるべく早く加入しよう
iDeCoは60歳から始めたとしてもそれなりにメリットはありますが、運用益に関してはやはり開始時期が早いほどメリットは大きくなります。50歳で加入した場合と60歳加入では、運用益で約5倍、受取金額でも3倍以上の開きがあります。 老後の資金をなるべく多く確保しようと考えるのであれば、50代でも早い時期から開始しましょう。 出典 厚生労働省 主な年齢の平均余命 国民年金基金連合会 iDeCoの特徴|iDeCoってなに?|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】 国民年金基金連合会 iDeCo(イデコ)の加入資格・掛け金・受取方法等|iDeCoってなに?|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】】 国民年金基金連合会 2022年の制度改正について|ライブラリ|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部