センバツ観客のマスク着用は自主判断 ルール緩和受け方針変更
18日開幕の第95回記念選抜高校野球大会を主催する毎日新聞社と日本高校野球連盟は15日、出場校の応援団を含むすべての観客のマスク着用を個人の判断に変更すると発表した。声出し応援をする場合はマスク着用を条件とすると2月に発表していたが、政府の新型コロナウイルス対策のマスク着用ルールが13日から緩和され、屋内外を問わず「個人の判断」に委ねられたことを受け、方針を変更した。 【第95回センバツ出場決定 各校の喜び】 14日に持ち回りで開催された大会臨時運営委員会で、今大会の新型コロナ感染拡大予防ガイドラインの一部変更を決めた。春夏の甲子園では2019年夏以来、3年半ぶりに声援が解禁となる。 また、出場校の氷見(富山)と光(山口)の女子部員が試合前のノックでボールを渡すなど練習補助を行うと発表した。女子部員を巡っては、22年7月に試合前ノックの練習補助ができることなどが認められた。 今大会は新たに女子部員が試合前にノッカーを務められるようになり、城東(徳島)は女子マネジャーがノッカーを務める。【大東祐紀】