「2年生軍団」菰野が悲願の甲子園初勝利!南陽工は46年ぶり白星ならず【24年・夏甲子園】
<第106回全国高校野球選手権大会:菰野6ー2南陽工>◇9日◇1回戦◇甲子園 菰野(三重)が、南陽工(山口)に快勝し、春夏通じて初の甲子園勝利を手にした。過去、春1度、夏2度、甲子園では初戦敗退に終わっていたが、ようやく悲願の初勝利をつかんだ。 【トーナメント表】甲子園 3日目までの結果一覧 初回に内野ゴロの間に1点を先制すると、3回には4番に抜擢された背番号15の野田 親之介内野手(2年)が中前へ適時打。その後も4回、6回、9回と追加点を重ねた。 先発の栄田 人逢投手(2年)は2失点の完投勝利。しぶとい打撃をしかけてくる南陽工打線を振り切った。 この日のスタメン全員が2年生。ベンチ入りも2年生14人という「2年生軍団」が、チームの歴史を塗り替えた。 南陽工は、プロ野球・広島で「炎のストッパー」として活躍したOBの津田恒実さんを擁した1978年以来の夏甲子園勝利には届かなかった。