FBI長官が辞任の意向を表明 トランプ氏の圧力受け「熟考重ねた」
米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官が11日、来年1月に辞任すると表明した。FBIに不満を抱くトランプ次期大統領が、辞任しなければ大統領就任後に解任するとの意向を示していた。その圧力に屈する形で、任期を残したまま退任を余儀なくされた。 【写真】検察がトランプ氏への起訴棄却求める 現職大統領の起訴禁止を理由に レイ氏は11日、FBI本部で職員に対し、「何週間も熟考を重ねた末、来年1月の(バイデン)現政権の終了まで務めた後に辞任するのが正しいと判断した」と語った。
朝日新聞社