北陸放送

動画配信アプリに掲載された投資に関する広告から、投資家を名乗る人物が作るSNSグループに加入した金沢市の70代の女性が、先月までに現金2700万円をだまし取られる被害がありました。 女性は今年2月上旬、SNSのグループに加入したところ、投資家やそのアシスタントを名乗る人物から、「確実に儲かる」などと説明されたり、他のメンバーから「実際に収益が上がっている」などと説明を受けたということです。 女性は話を信用して、投資の名目や投資したカネの出金手数料の名目で、今年2月27日から4月上旬にかけて7回にわたって2700万円を送金したということです。 多額の手数料を用意するため、家族に相談したところ、だまされたことに気づき、警察に相談しました。 県警は直接会うことなく、SNSなどを通じて相手を信用させて金銭を騙し取る「SNS型投資詐欺」が近年増加傾向にあるとして、投資や儲け話の勧誘があった時には詐欺を疑うよう呼びかけています。 また、著名人や有名人になりすました手口にも注意が必要だとしています。