NHKから国民を守る党が設立会見(全文2)公共放送が不要とは一言も言ってない
見た人が払うという受益者負担は当然
上杉:16年前ですか、それぐらいになります。ですから私自身はNHKに対する問題というのはスクランブルは当然ですが、これは公共放送、つまり見た人が払うという受益者負担は当然じゃないか、実際2000年代の冒頭にはBBCが改革を行い、会長の辞任とかいろんなこともありましたが、いわゆる民営化に近い形での改革というのが行われています。報道部門が確か公共放送で、一部民営化したり。あるいは国会の予算が通るというのは一緒なんですが、それにもかかわらずBBCのほうに政治の圧力が掛からないような仕組みをつくり上げたと。それを範としてもう一度NHKをつくり直したらできるんじゃないかと。 その先頭に立って、今度逆の立場で活動してきたのが立花さんで、その後もずっと自由報道協会で一緒にやっていただいたり、これは寄付も含めて、そのあとに、3年前ですが東京都知事選に一緒に出て、これは報道の部分でいうと放送のフェア、オープンなところに欠けるんではないかということでいろんな形で皆さんのほうにお願いをしたりと、こういうことをしてきました。 ですから立花党首が考えるNHK改革というのは言葉ではぶっ壊すと言っているんですが、ぶっ壊すのではなくて本来のNHKの姿に戻ってほしいと、こういうようなNHK愛に満ちあふれたものだと、こういうふうに判断しております。私自身も非常にNHKは好きです。立花さんほどではないですが、やはり健全な放送の1つであるし、このNHKが放送文化として本来の役割を果たすのだったらもっとより良い日本社会もできるんじゃないかというところは考えは一致しております。 立花さんの方法論は今はぶっ壊すですけど、私自身はそれとは違うアプローチで、いろんな形で立花党首のこの方針、それから【「NHKを守る党」 00:21:30】の皆さんの活動を支えていきたいと、こういうふうに思っています。 立花:ちょっと補足ですけども、2015年まで私NHKにおりまして。 上杉:5年? あ、15年。