中上貴晶、改善へ手応えを感じるもスプリントでは下位に「限界が低く攻めることができない」/MotoGP第2戦ポルトガルGP
アルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催されているMotoGP第2戦ポルトガルGP。3月23日に予選とスプリントレースが行われ、イデミツ・ホンダLCRの中上貴晶は、予選で21番手、スプリントレースでは17位完走を果たした。 【写真】ポルトガルGPに挑む中上貴晶 初日の走行ではリヤのグリップ不足で苦戦を強いられたホンダ勢。その中で中上はホンダ勢トップの16番手でプラクティスを終えた。 改善を試み挑んだポルトガルGP2日目。中上はフリー走行2回目を13番手で終え、予選に挑んだ。 しかし、Q1は01分39秒058で11番手となり、予選は総合21番手に沈んでしまった。他のホンダライダーもQ1で低迷し、下位を占める結果に。 午前中の走行で改善に向けた手応えを得たものの、午後のスプリントレースで大きな前進はなく、17位でチェッカーとなった。 ■イデミツ・ホンダLCR (予選:21番手、スプリント:17位) 「金曜日のフリー走行から厳しい走りが続いているので、今日の結果には驚いていません。いちばんの問題はリヤのグリップで、安定性もなく限界が低い感じがします。現状では攻めることができていないので、ライバルとの差は予想以上に大きくなっています。明日のウォームアップでさらにトライして決勝に挑みたいです」 [オートスポーツweb 2024年03月24日]