小松基地のF15、訓練中に緊急着陸 着陸装置に不具合
10日午前11時半ごろ、航空自衛隊小松基地所属の戦闘機「F15J」1機が訓練中、基地の北約150キロの洋上で着陸装置の不具合を確認したため緊急事態を宣言し、午後0時10分ごろ基地に緊急着陸した。搭乗していたパイロット1人にけがはなく、機体に被害もなかった。 基地によると、午前11時10分ごろ、訓練のため基地を離陸した後、車輪の付いた着陸装置に不具合があることが操縦席への表示で分かった。 緊急着陸に伴い、小松空港と共用する滑走路を午後0時9分~20分ごろに閉鎖し、この影響で札幌行き全日空1173便と台湾行きエバー航空157便の計2便の離陸に最大約20分の遅れが出た。