早くも去就注目!? 今オフのFA大穴候補(3)中日からのFA移籍は濃厚…?
シーズンオフに大きな話題を集めるのが、フリーエージェント(FA)移籍だ。球界を代表するような選手が権利を行使すれば、その動向に注目が集まる。一方、FA権取得者の中には地道に活躍を続け、チームに貢献してきた選手も少なくない。そこで今回は、今季中にFA権を取得した大穴候補を紹介したい。(※今季成績は8月4日時点)
木下拓哉(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:183cm/95kg ・生年月日:1991年12月18日 ・経歴:高知高 - 法政大 - トヨタ自動車 ・ドラフト:2015年ドラフト3位 ここ数年は攻守でパフォーマンスの低下が目立っている木下拓哉。心機一転、新たな環境でのプレーを決断する可能性も否めない。 トヨタ自動車から2015年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。プロ1年目は9試合の一軍出場にとどまったが、経験を重ねて2020年に正捕手へ定着した。 翌2021年には123試合出場で打率.270、11本塁打、43打点の好成績をマーク。守備面でも盗塁阻止率.426を記録するなど、攻守でチームを牽引した。 しかし、昨季は負傷離脱もあって89試合の出場にとどまり、打率.237、5本塁打、26打点と低迷。 今季も打撃面で結果を残せておらず、不動のレギュラー奪還には至っていない。 昨オフには単年契約を選択し、今年4月に国内FA権を取得。大城卓三(巨人)や甲斐拓也(ソフトバンク)といった他球団の主力捕手もFA権を取得しており、彼らの決断にも、少なからず影響を与えそうだ。
ベースボールチャンネル編集部