「日本に帰ったかも…」チェイス・アンリを救った“ドイツのパパ”が話題!「良い人すぎて感動」「大事な存在」逸材を支える歯科医とは?
シュトゥットガルトに所属するチェイス・アンリ(20歳)は、欧州2024-2025シーズンに大きく飛躍した若手日本人選手の代表格だ。188cmの高さとデュエルの強さを武器に、トップチーム1年目ながらブンデスリーガとチャンピオンズリーグで存在感を放ち続けている。 【映像】国旗入りも!「遠藤航のマウスピース」全75個 そんなチェイス・アンリに迫ったABEMAドキュメンタリー『20歳の逸材チェイス・アンリ 飛躍のワケ』では、ブレイクの舞台裏が存分に明かされている。 尚志高校を卒業後、18歳でドイツに渡ってシュトゥットガルトのセカンドチームに加入したチェイス・アンリ。サッカーのレベルの高さはもちろん、新しい生活環境にも当初はストレスを溜めていたという。そんな時に親身になってくれたのが、「ドイツのパパ」と慕う宮川順充さんだ。 宮川さんの本業は歯科医。チェイス・アンリとの出会いは、「シュトゥットガルトのセカンドチームに移籍して、2~3週間後に歯を折っていた」そうで、歯の治療に訪れたことがきっかけだという。実は宮川さんはサッカー選手用のマウスピースを作る第一人者。遠藤航(現リヴァプール)もシュトゥットガルト時代に宮川さんのサポートを受け、これまで75個も専用マウスピースを作ってもらったという。 今ではチェイス・アンリが、週に3回も宮川さんの自宅を訪問するほどの仲に。食事やドイツ生活に関するサポートをしてもらっている。宮川さんはいわばボランティアのようなサポートをなぜ続けているのか? 本人はこう語る。 「海外に来て、言葉は違う文化も習慣も違う。最高のパフォーマンスを求められるけど、そんなの無理です。どんな時でも好きなものをお腹いっぱい食べてのんびりしたら元気になるので、そういった場所を提供したい。ウチに来て、別に何をやるわけではないし、一言も喋らない時もある。ご飯を食べて、寝っ転がってるだけです。僕もエネルギーをもらっているので、応援したい気持ちが一番です」 チェイス・アンリは「いま考えると、(宮川さんが)いなかったら結構しんどかった。たぶん日本に帰っていた」とコメント。いわば心の支えになっているようだ。 この裏話には、サッカーファンも注目。「最近やけに自信持ってプレーできてるなと思ってたけど、宮川さんが側でずっと見守ってくれてたからかな」「宮川さんめっちゃ良い人すぎるし感動するわ」「代表選手のありとあらゆるサポートをありがとうございます」「宮川さん遠藤のマウスピースの主治医だったんや・・・日本代表の影のMVP」「やっぱりこういう存在大事だよね」「宮川さんまじでありがとう!」などの反響が出ている。 (ABEMA/ブンデスリーガ)
ABEMA TIMES編集部