ゴルフライフをもっと楽に? ツアーで見つけた“変わり種”アイテム
◇国内男子◇横浜ミナト チャンピオンシップ ~Fujiki Centennial~ 事前(7日)◇横浜CC(神奈川)◇7207yd(パー71) 【画像】パリ五輪 フォトギャラリー 次から次へと新たなアイテムが登場するゴルフ市場。ツアーでメーカーが選手に最新作を展示しているさまは、まさに“移動型ショーウィンドウ”といった感じだ。見た目に「これは便利だ!」となったり、「これ、どう使うの…?」と目を引いたり。現場で見つけた“変わり種”アイテムを紹介する。
キャップ洗濯の新常識
日射しの強い夏のラウンドは帽子が必須。当然汗まみれになるが、そのまま洗濯機には入れにくく、型崩れを防ぐにはゴシゴシ手洗いするしかない。 プロ13年目の北川祐生も、そんな“あるある”を抱えたひとり。なるべく清潔にいたいから、着用後は10分間の漬け置き後にブラシで手磨きしてきた。しかし、乾燥までとなるとなかなかの時間と手間だ。もっと気軽にできないものか…。
そんなとき目に留まったのが「ゴルフキャップランドリーネット OT-5001」。キャップ用の洗濯ネットで、型崩れの心配なく、そのまま洗濯機で洗うことができる。前立てとツバの曲線に合わせて固定できるので、幅広いサイズにも対応可能だ。 北川は「時間もかからないし、清潔でいられる。めちゃめちゃ良いですね」と効果を実感。「手洗いだと本当にきれいにできているか、自分に自信が持てていなかった(笑)。洗濯機だから安心ですね」。どれだけ汗をかいてももう安心だ。
もうしゃがんでボールは拾わない
歳を重ねるほど、「しゃがむ」ことが億劫(おっくう)になる。日常のささいな瞬間はもちろん、グリーンでボールを拾うときには、無意識に「ヨッコイショ」と声が出る。「もっと楽にできたら」なんて思うのは怠けすぎだろうか?
練習グリーンでとある用具担当者が紹介してくれたのは、なにやら見慣れないパターグリップ。通常のグリップの先にゴム製の丸い先端が付いている。何これ?と聞くと「Look at this!(これを見て!)」と言わんばかりに地面のボールをグリップで吸い取って、拾い上げた。ボールはグリップの底にくっついている。かがむどころか、ほぼ直立姿勢でOKだ。 「Competition Grips(コンペティション グリップ)」というグリップ。グリーンなどでしゃがまず済めば、腰やひざへの負担は解消される。 キャップを簡単に洗えて、容易くボールをピックアップできれば…、スコアの良し悪しとは無関係でも…、ゴルファー的QOL(クオリティー・オブ・ライフ)は向上しそうだ。(横浜市保土ケ谷区/合田拓斗)