冨安健洋やグリーリッシュは1月に移籍すべき?去就注目のプレミアリーグ10選手
ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)
サッカーのルール制定者が導入を検討すべき奇抜なアイデアがある。それは、1億ポンド(約194億円)の選手が1年間に1得点も決めない場合、契約解除されるべきだというものだ。なんと公平なルールだろう。 これが「選手の権利」や「倫理」と一致するかは別として、その趣旨は理解できるだろう。2024年、ジャック・グリーリッシュがマンチェスター・シティで1得点を決められなかったことは、彼のエティハド・スタジアムでの時代が終わったことを示す兆候であることに間違いない。 グリーリッシュにまだ才能があることは間違いない。アストン・ヴィラ時代には決して単なる無駄にボールを持って走るだけの選手ではなかったし、マンチェスター・Cではスプリントのチャンスをほとんど与えられていなかった。ラッシュフォードと並んで、市場に出る可能性のある選手の中で最も高いポテンシャルを秘めている選手かもしれない。
エデルソン(マンチェスター・シティ)
現代のGKは皆、話題となったミス集を持っているものだ。それは、ただ試合がそうなったというだけのことである。しかし、それらのミスが次々と起こるようになると、おそらくそれは、そのGKがもはや回復不能の衰退状態にあることを意味している。 エデルソンは、そのスキルと独自のプレースタイルにもかかわらず、実際にはシュートを止めてはいなかった。マンチェスター・シティの守備が彼の前でうまく行っていたのであり、ロドリが危険を遠ざけることができないとなると、エデルソンはGKとして標準以下であることが露呈されている。 シュテファン・オルテガは過去数シーズンでかなり有能な2番手GKであることが証明されているので、マンチェスター・Cはエデルソンを手放せるようなオファーを受けたら、ぜひともそれを検討すべきである。
カーニー・チュクエメカ(チェルシー)
チェルシーの選手の中には、このリストに入る可能性のある者がかなりいる。アクセル・ディザジやキアナン・デューズバリー=ホールも、適切なオファーがあれば売却の対象となるだろう。だが、ブルーズの守備での人材不足や中盤の選手はカンファレンスリーグでプレーすることを求められていることを考えると、こうした選手は我々のリストの優先順位としては低く位置付けられている。ここに載せる選手すべてをスタンフォード・ブリッジから出したいとは思っていない。 そこで、名誉と不名誉の両方がかかるのは、忘れ去られた若き才能、カーニー・チュクエメカである。彼はアストン・ヴィラで活躍してからイングランドにおける偉大な有望株のひとりとして長い間称賛されてきた。彼の名誉のために言っておくが、彼はチェルシーでの32試合でその大きな潜在能力の片鱗を見せてきた。しかし、西ロンドンでは彼にチャンスは訪れないと言わざるをえないだろう。