コインランドリーの乾燥機は高くて使えないのですが、部屋干しだと生乾きの臭いが気になります。臭わなくする方法はありませんか?
住んでいる家に洗濯物を干すスペースがなかったり、干し場はあっても洗濯物を干しにくい環境だったりするケースは決して珍しくありません。近年は24時間営業のコインランドリーも増えていますが、「乾燥まですると1回の洗濯にかかる料金が高くなるので利用できない」といった方もいるでしょう。 本記事では、コインランドリーで乾燥機の使用料をおさえる工夫や、部屋干しをする際に臭わなくする方法を紹介します。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
乾燥機の利用料はおさえられる?
コインランドリーを利用すると、どうしても家で洗濯・乾燥するより費用がかかります。ドラム式洗濯乾燥機を利用した場合、かかる電力は1回当たり620~890W前後です。 全国家庭電気製品公正取引協議会によると、電力料金の目安単価は1kWhあたり31円です。この単価で計算すると、1回の乾燥にかかる料金は20~28円程度となります。 一方、コインランドリーの乾燥機の利用料は8~12分で100円です。洗濯物を多く乾かすほど料金がかかるため、1週間分の洗濯物をまとめて乾燥しようとすると200~300円かかる場合もあるでしょう。乾燥機は使いたいけれどできるだけ費用をおさえたい場合は、乾燥機にかける洗濯物を選ぶなど工夫が必要です。 ■乾燥が早い素材の服だけ乾燥機にかける 近年は「乾きやすさ」をコンセプトとした衣類も増えています。短時間で乾く衣類だけを乾燥機にかければ、乾燥にかかる時間と費用を短縮できるでしょう。多くの衣類を部屋干しすると、どうしても乾くまでに時間がかかり臭いもつきやすくなります。 乾燥が早い衣類だけを乾燥機で乾かして残りの衣類を部屋干しにすれば、すべての衣類を乾燥機にかけるよりも費用を節約できます。 ■大量の洗濯物を乾燥機にかけない 乾燥機にかける洗濯物が増えるほど、乾くまでに時間と費用がかかります。また、洗濯物の量が増えると乾燥機のサイズもあがり、100円で乾かせる時間も短くなります。コインランドリーで何kgまでなら100円で最も長く乾燥できるか確かめてから使いましょう。 家に洗濯機があるなら、洗濯だけ家で行って乾燥機だけコインランドリーを使う方法もあります。