“バルサ化”支えたFD退任のマンC、ペップも退団でサイクル終了? 来季はアモリム監督の下“スポルティング化”を目指すのか
マンチェスター・シティは、新監督候補として日本代表MF守田英正が所属するスポルティングのルベン・アモリム監督をリストアップしているようだ。ペップ・グアルディオラ現監督が、今季限りで退任する可能性も取りざたされている中、クラブは次のサイクルを39歳の青年監督に託すことになるのだろうか。イギリスメディア『Guardian』が現地時間15日に報じた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ シティは12日、長年に渡ってフットボール・ディレクター(FD)を務めてきたチキ・ベギリスタインが、24/25シーズン限りで退任することを発表。バルセロナでもグアルディオラ監督とタッグを組んでいたFDの退任発表は、クラブのサイクル転換を予感させる。後任には現在、スポルティングで同職を務めるウーゴ・ヴィアナが就くことが決まっており、アモリム監督も就任することになれば、今度は“スポルティング化”することになる。 同メディアは、「ポルトガル人監督は以前からビッククラブの注目を集めていた。今夏には、アルネ・スロット監督にその座を奪われたものの、ユルゲン・クロップの後任としてリバプールの新監督候補にも名前が挙げられていたほか、この数年はチェルシーとも話し合いの席を持っていた」と、ヨーロッパで最も優れた若手監督の1人と目されるアモリム監督の評価の高さを伝えている。果たして、イングランドの絶対王者は、グアルディオラ体制を今季限りで終え、ポルトガル人のタッグに新たなチーム作りを委ねることになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部