「現場に残っていた靴跡が被告のシューズと一致」検察側が主張 妻殺害事件 元長野県議・丸山大輔被告の裁判 弁護側「多数販売されている、被告人のものとは言えない」
元長野県議の丸山大輔被告が妻を殺害した罪に問われている裁判。11月6日は、現場に残されていた靴跡のデザインが、被告の履いていた靴と一致するかを巡って靴の開発を担当したメーカーの社員の証人尋問が行われました。 【画像】殺害された丸山希美さん 事件翌日、取材に応じる丸山大輔被告 元県議の丸山大輔被告(50)が、妻・希美さん(当時47)を殺害した罪に問われている裁判員裁判。6日も3つ目のテーマである「現場の状況と痕跡」について審理が行われました。 検察は、「現場に残っていた靴跡のデザインが、被告の履いていたテニスシューズのデザインと一致する」として、被告人の犯行を主張しています。 一方、弁護側は、「多数販売されている靴で、被告人のものとは言えない」と主張ししています。 6日は、テニスシューズの開発を担当したスポーツ用品メーカーの社員が証人として出廷。2011年の写真に写る丸山被告が履いていた靴について聞かれると、「自分が開発したテニスシューズである」と証言しました。 現場に残されていた靴跡については、「一部のものはテニスシューズと一致する」と証言しました。 7日の裁判でも「現場の状況と痕跡」について、証人尋問が行われ、酒造会社の従業員が出廷する予定です。
長野放送
【関連記事】
- ▼「不倫関係、借金が動機」検察側が主張 妻殺害事件 元長野県議の丸山大輔被告の裁判 弁護側「動機はない」と主張
- ▼「結婚したい」と被告から…不倫関係にあった女性が出廷 元県議の妻殺害事件 時折、涙声で「本当の丸山さんがわからない」
- ▼消防職員の50代男性がマッチングアプリで知り合った女性と勤務中にスマホでやりとり 署内のパソコン画面や他の署員が写り込んだ写真を送る 懲戒処分
- ▼母「こんな国に産んでごめんね」中3男子死亡事故 ひき逃げ逆転無罪の高裁判決が見直される可能性 飲酒隠すため口臭防止剤
- ▼サバを開くと「アニサキス200匹以上」全国的に食中毒増加 酢でしめても、よく噛んでも死滅しない…予防法を聞いた