【紅葉2024】奈良・正暦寺 境内に映える - 秋景(2)
奈良市菩提山町の正暦寺で、紅葉が見ごろを迎えた。同寺は「山全体が持つ霊気を感じながら、紅葉を楽しんでほしい」と話している。来月上旬まで楽しめそうという。 同寺によると、今年は暖かい日が続いたため、例年より紅葉が遅め。ただ、色づきはここ数年で一番良いという。 モミジやイチョウなどが赤や黄色などに色づき、境内を彩っている。福寿院客殿(江戸時代、国重要文化財)から紅葉を眺めたり、本堂裏の高台から色とりどりに色づく山全体を見渡したりすることができる。 同寺の担当者は「山の自然の彩りをいろんな視点から楽しんでほしい」と話す。来月3日まで秘仏薬師如来倚像(飛鳥時代、国重文)を特別公開している。