五輪=インドが36年夏季大会招致に関心、陸連コー会長が首相と会談
[ムンバイ 26日 ロイター] - 2036年夏季五輪の招致にインドが関心を示していることについて、世界陸連のセバスチャン・コー会長(68)が26日、非常にうれしいことだと語った。 インド人の祖父を持つコー会長は25日にデリーでモディ首相とマンダビヤ・スポーツ相と会談し、36年大会をインドが招致することへの見通しについて話し合いを行った。 コー会長はロイターの取材に「インドがいつの日か自国で五輪を開催することに強い関心を抱いており、私はそれを非常にうれしく思った」とコメント。一方で、五輪開催は世界で最も複雑なプロジェクトの一つだという見解も示した。 インドはこれまで、首都ニューデリーでは10年に英連邦競技大会(コモンウェルスゲームズ)が開催されたが、開幕前からスタジアムの漏水や不衛生な宿泊施設など、多くの問題点が指摘された。 36年夏季五輪については、インドネシア、エジプト、トルコ、カタール、サウジアラビアなども招致に関心を示している。