6回見逃し三振となった大城卓三選手（画像:日テレジータス）

◇プロ野球セ・リーグ　巨人6－3中日(15日、東京ドーム) 首位巨人は4番岡本和真選手の決勝ホームラン、3番吉川尚輝選手の4打点の活躍などで中日に勝利。連敗を2で止め、2位阪神とのゲーム差を『2』のままにしました。 【ハイライト・9/15】巨人連敗ストップで首位キープ！吉川HR含む3安打4打点の大活躍＆岡本特大決勝弾 試合後、阿部慎之助監督は「4番が打てば勝てる確率は上がってくると思うので、ナイスホームランだったなと思います」と岡本選手を称賛。 一方で、ファーストの大城卓三選手については苦言を呈した阿部監督。この日はサードの坂本勇人選手が体調不良のためベンチ外。岡本選手がサードに入り、キャッチャーの大城選手は、不慣れなファーストでの出場。そしてこの試合では、不安定な守備が目立ちました。 5回、ファースト寄りの一二塁間のボテボテの打球を大城選手が取りに行かず1塁ベースで待機。セカンド・吉川選手に任せるも、セーフの判定となりピンチが拡大。菅野投手も『捕りに行こうよ』とジェスチャーを交える場面も。 さらに6回には、難しかったものの、ショート門脇誠選手のワンバウンドを捕球できず。さらに1点リードの2アウト2、3塁ではホームへの送球が少し乱れる場面。記録上エラーとはならなかったものの、阿部監督は「大城のミス」と指摘しています。

5回大城卓三選手の守備時、菅野智之投手のジェスチャー（画像:日テレジータス）

そして直後の6回裏、大城選手の打席。阿部監督が打席での奮起を期待していましたが、打席で1球もバットを振ることなく見逃し三振。この打席内容は、阿部監督の納得できる姿ではありませんでした。 「守備のミスは（取り返せないから）しょうがないんだけど。その後の打席で1回も振らずに帰ってくるというあの精神力の弱さがね…露呈しちゃったよね。自分で打って返すぞっていう。1、2、3で3球振ってくる方がまだいいですよね。そこはちょっと苦言を呈したいなと思う。あんな打席があったら使いたくなくなっちゃうよね。いくら打つと言っても、2割6分の3本だからね。明日は考える」とコメントを残しました。