誰も住んでいないドイツ有数の超高層ビル、その目的は?
観光名所
ロットバイルのタワーはガラス繊維の外壁を特徴としており、滑らかで不透明な外観になっている。TKエレベーターによると、この外観は建物を太陽放射や風から保護している。また、ファサード(正面)によってこの建物は地元の名所となっている。 タワーは17年のオープン以来観光名所となっており、毎年開催している「階段マラソン」大会では1000人を超える参加者を集めている。だが大半の観光客は、ドイツで最も高い展望台を目当てに訪れる。展望台からはシュバルツバルトを一望することが可能だ。 展望台へは、高さにふさわしい高速エレベーターでたどり着ける。 観光客は約232メートルの高さまで30秒で到達し、晴れた日にはスイスアルプスを眺めることができるという。 ◇ 原文タイトル:The skyscrapers where nobody lives(抄訳)