決戦3日前にファンミーティング! AB戦へジョーンズHC「準備は万端」
ラグビー日本代表がファンに歴史的な初勝利を誓った。10月23日、MARK IS みなとみらいにて「みんなで超えていこう。ラグビー日本代表ファンミーティング」が行われた。エディー・ジョーンズHCをはじめ、全37選手が集結。指揮官とキャプテンは会場に集った約400人のファンに向けて、『リポビタンDチャレンジカップ2024』オールブラックス戦への意気込みを語った。 【PHOTO】みんなで超えていこう。ラグビー日本代表ファンミーティングの別カット ジョーンズHC「本日はたくさん来場いただきうれしく思う。ありがとうございます。チームは宮崎でタフな準備をしてきた。土曜日のニュージーランド戦に向けて、準備は万端です」 立川理道主将「本当にいい準備ができているので、みなさんの声援を力に土曜日は勝ちたいと思うので、応援をよろしくお願いします。」 第1部では代表OBとスペシャルゲストによるトークショーが開催された。参加者たちは次のように注目選手を挙げた。 田中史朗「矢崎(由高)選手。あのスピードは世界レベル。土曜日はグラウンドを駆け回ってほしい」 大西将太郎「今一番トライを取っている(ディラン・)ライリー。今や中心選手」 山田章仁「TK(竹内柊平)。NTTコム(現浦安D-Rocks)に入った時はNo8だったが、そこからPRに転向し、今や日本を支えるPR」 浅野杏奈「為次朗(為房慶次朗)選手。浅野家では為次朗選手と呼んでいます」 日本代表選手が勢揃いした第2部では、こどもたちからの質問コーナーが会場を盛り上げた。 「オフの日に何をしている?」という質問を受けたジョーンズHCは「サウナに入って、おいしいランチを食べて、読書をしている」との返答。すると、質問した子供は「なんか、すごい、お金持ち」と率直過ぎる感想を口にした。 「どうすれば、タックルが怖くなくなるか」聞かれた立川が「『試合に負けたくなかったら、タックルにいくしかない』とフミ(田中史朗)さんに教えてもらった」と答えれば、「どうすれば、タックルが強くなるか」訊ねられた姫野和樹は「まずは身体を大きくすること。たくさん食べて、たくさん寝る。そうすれば、自信が付く」とキッパリ。 『ラグビーワールドカップ2015』で南アフリカ代表に勝利した「ブライトンの奇跡」に感動し、「次のNZ戦でも勝ってほしい」と話した後、「NZ戦のキーマンは誰か」という記者顔負けの問いをしたこどもに、ジョーンズHCは「すごい質問ね。コーチになる? NZ戦は我々にとって歴史を変えることができる大きなチャンス。これまでの戦績ではジャパンが勝ったことは一度もない。だから、我々はずっと相手を追い詰めていく、どんどん攻撃していくメンタルでトレーニングを積んできた。最初から最後の80分までジャパンらしくプレーしていきたい。選手は15人。1番から15番までがキープレーヤー。試合のどんな局面でも、ボールを持った瞬間にその選手がキープレーヤーになる。ディフェンスの時はボールキャリーをしている相手の選手の前にいる選手がキープレーヤー。あと今質問してくれたあなたが、我々のキーサポーター、一番大事なサポーターです」と丁寧にコメントした。 試合前日の10月25日(金)16時半に再び日本代表選手がMARK IS みなとみらい 1Fグランドガレリアに集結。「カンタベリー日本代表応援DAY」イベントとして、日本代表選手とのパスターゲットや記念撮影できる交流イベントなどを行う。 『リポビタンDチャレンジカップ2024』日本代表×オールブラックスは10月26日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。試合当日、東ゲート広場では大野均、伊藤鐘史、廣瀬俊朗、真壁伸弥、田中史朗、山田章仁、五郎丸歩、藤田慶和が「ラグビーワールドカップ2015日本代表レジェンドトークスクラム」、廣瀬、林家たま平、松尾諭、田沼広之、斉藤祐也、しんやが「ドラマ『ノーサイド・ゲーム』スペシャルトークライブ」を展開。新横浜公園中央広場では全13チームがPRブースを出展する「リーグワンヴィレッジin 横浜」が行われる。チケット発売中。試合の模様は日本テレビ系にて全国生中継。