「ウィキッド」がヒット中 ミュージカル劇を原作とした映画の北米興収記録を更新
ブロードウェイのミュージカル劇を原作とする映画の北米興収記録が更新された。ユニバーサル・ピクチャーズの「ウィキッド ふたりの魔女」が、感謝祭シーズンとなる第2週目の興行で北米興収2億1430万ドルを記録。「グリース」(78)の累計興行収入(1億9007万ドル)を上回り、新記録を樹立した。米Deadlineが報じた。 「ウィキッド ふたりの魔女」の累計興収は2億6200万ドル、世界総興収は3億5800万ドルを突破。ブロードウェイミュージカル原作映画のヒット作「マンマ・ミーア!」(6億1120万ドル)や「レ・ミゼラブル」(4億4270万ドル)、「グリース」(3億9620万ドル)の世界総興収に迫る勢いを見せている。 「ウィキッド」は、不朽の名作「オズの魔法使い」の前日譚として、「悪い魔女」となるエルファバと「善い魔女」となるグリンダの出会いと友情を描く物語。エミー賞、グラミー賞、トニー賞受賞者のシンシア・エリボがエルファバを、グラミー賞アーティストのアリアナ・グランデがグリンダを演じる。日本では2025年3月7日に全国公開。