ぜひ日本へ! Jリーグに推薦したいアジア杯の各国代表選手(6)日本人の下でエースに! アジア屈指の点取り屋
AFCアジアカップカタール2023(アジア杯)もベスト4が出揃い、いよいよクライマックスを迎えようとしている。大会を通してアジアのレベルアップとポテンシャルを再確認した人も多いのではないだろうか。今回は、出場した選手の中からJリーグに推薦したいアジアでプレーする各国の代表選手を紹介する。
FW:スパチャイ・ジャディード(タイ代表) 生年月日:1998年12月1日(25歳) 所属クラブ:ブリーラム・ユナイテッド AFCアジアカップ2023成績:4試合2得点1アシスト 現役の選手ではタイ代表で最もゴールを決めているティーラシン・デーンダーの欠場により、今大会のエースストライカーを任されたのが25歳のFWスパチャイ・ジャディードだった。 現タイ代表監督の石井正忠とはブリーラム・ユナイテッドで共闘した経験があり、彼が同クラブを率いていた2022/23シーズンにはタイリーグで19ゴールを決めて得点王に輝いた。ともに多くのタイトルを獲得した恩師のもとでスタメンに抜擢されると、初戦のキルギス戦で2ゴールを記録。実に21年12月以来の代表戦での得点を大舞台で決めてみせた。 やや細身だがスピードがあり、カウンターの場面で強さを発揮するタイプのストライカーだ。強烈なミドルシュートからゴールネットを揺らすなど、エリア外からゴールを狙えるのも彼の強みの一つだろう。 近年は今大会にも出場した北海道コンサドーレ札幌所属のスパチョーク・サラチャットを筆頭に多くのタイ人選手がJリーグでプレーしている。先述したティーラシンや元北海道コンサドーレ札幌MFチャナティップ・ソングラシン、元横浜F・マリノスDFティーラトン・ブンマタンらタイ代表の主軸選手たちは軒並みJリーグクラブでのプレー経験があり、先人たちが切り開いた道をスパチャイも歩むことになるかもしれない。
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