高松空港が開港35年/池田知事、一層の利用促進誓う【香川】
香川の空の玄関口・高松空港が開港35年を迎えた12月16日、香川県の池田豊人知事は「四国の玄関口として今後一層の利用促進を行う」とさらなる飛躍を誓いました。 1989年12月16日、現在の場所・高松市香南町に国の管理空港として開港した高松空港。2018年には所有権を国に残したまま運営を民間に任せる民営空港へと変わり、これまでにおよそ5100万人が利用しています。 池田知事はこの日の定例会見で、さらなる飛躍を誓いました。 現在、国内線は羽田や成田、沖縄を結ぶ3路線、国際線はソウル、上海、台北、香港との定期路線が就航している高松空港はこのほか、台中との定期チャーター便も週3往復あり、国際線としては開港当初のソウル線週3往復から大幅に増えています。 今年度はその国際線の利用が好調で、過去最多の46万人になると想定。全体でも207万人を見込んでいます。 県では特に東南アジアからの誘客に力を入れていて、来年春にはタイやベトナムとのチャーター便が就航する見通しです。 さらに国内線も今後、札幌・仙台とのチャーター便を誘致する方針で、新規路線の開設に向けて一層取り組むとしています。