オメガの伝説を引き継ぐ!? 「初めて宇宙を旅したスピードマスター」が現代の技術で復刻! 40mmを切るサイズ感も抜群です
●オメガの宇宙開発との関係性を象徴する伝説的なヘリテージモデル
宇宙の旅と浅からぬ関係を持つウォッチメーカーとして広く知られるオメガ。1969年、アポロ11号とともに初めて月に降り立った「スピードマスター プロフェッショナル」、すなわち現在“ムーンウォッチ”の愛称で広く親しまれるクロノグラフはあまりにも有名ですが、実はオメガの時計が初めて宇宙を旅したのはこれよりさらに7年を遡る1962年10月のこと。 【画像】カッコよすぎでしょ! ヴィンテージ調の「オメガ スピードマスター」を画像で見る(25枚) アメリカ初の有人宇宙飛行計画であるマーキュリー計画のシグマ7・ミッションに挑んだ宇宙飛行士ウォルター・シラーは、その腕に自身の私物として愛用していたオメガ スピードマスターを装着していました。 このモデルはレファレンス番号”CK 2998”として1959年に発売されたもので、アルファ針やシンメトリーなケース、ダークカラーのベゼルなど、スピードマスターの第2世代を代表するユニークなデザインを特徴としています。
9時間13分11秒をかけて地球を6周したシラーの偉業をきっかけに、「宇宙に行った初めてのオメガ」として知られるようになったスピードマスター プロフェッショナル。 これをきっかけとしてオメガ スピードマスターは1965年にNASAの宇宙計画における正式な時計としてのテストを受け、有人飛行および船外活動での使用が公式に認められるようになったのです。 こうしたドラマチックなエピソードも手伝って、いまだ時計愛好家の間では高い人気を誇る“CK2998”。 伝説なデザインを復刻させたモデルはこれまでもたびたび登場しましたが、この秋発売の新作「スピードマスター ファースト オメガ イン スペース」は、オリジナルの1959年モデルを踏襲しつつ、最新のテクノロジーを駆使した現代的な意匠を備えたモデルです。
●ヴィンテージ感を強調したデザインに、現代の技術を駆使した最新ムーブメントを装備
ケースはポリッシュ&ブラッシュ仕上げのステンレススティール製で、サイズは取り回しやすい39.70mm径。 ケース外周にはブラックアルミニウム製ベゼルとタキメータースケールを装備、初期のスピードマスターの特徴である“ドットオーバー90”のデザインも復活しています。