【パドレス7－3マリナーズ】＠T－モバイル・パーク

今季5勝目を手にしたパドレスのダルビッシュ有（Getty Images）

　日本時間9月11日、パドレスは敵地T－モバイル・パークでのマリナーズ2連戦がスタート。その初戦は2回までに2点を先行されたものの、7対3で逆転勝利を収め、今季82勝目を挙げて3年連続のレギュラーシーズン勝ち越しが確定した。パドレス先発のダルビッシュ有は2本塁打を浴びたが、5回63球を投げて被安打7、奪三振5、与四球0、失点2と試合を作り、約4ヶ月ぶりの白星となる5勝目（3敗、防御率3.52）をマーク。マリナーズ先発のジョージ・カービーが11敗目（11勝）を喫し、パドレスの松井裕樹は登板しなかった。 【動画】パドレスのマニー・マチャドが通算本塁打の球団記録を更新する一発を放つ 　初回にカル・ローリーの30号ソロで先制され、2回裏にルーク・レイリーの19号ソロでリードを広げられたパドレスは、3回表に反撃。一死1・2塁のチャンスでフェルナンド・タティスJr.が15号3ランを放ち、試合をひっくり返した。6回表にはマニー・マチャドに26号2ランが飛び出し、5対2とリード。マチャドはこの一発がパドレス移籍後164本目のアーチとなり、通算最多本塁打の球団記録を塗り替えた。7回表にマチャドの2点タイムリーでさらにリードを広げたあと、7回裏に1点を返されたが、リリーフ陣がリードを守り、7対3で勝利。パドレス5番手のロベルト・スアレスは8回裏途中から登板し、32セーブ目を記録した。 　故障者リストからの復帰後2度目の登板となったダルビッシュは、2本のアーチで2点を先行されたものの、63球で5イニングを投げ抜き、7安打5奪三振2失点と試合を作った。チームが7対3で勝利したため、ダルビッシュは日本時間5月20日のブレーブス戦以来となる今季5勝目をマーク。日米通算201勝で野茂英雄に並んだ。前回登板は同じ63球で3回途中までしか投げられなかったが、5イニングを投げて白星を手にできたのは明るい材料と言えそうだ。