【バレー】バレーボール女子、日本と同じB組、ブラジルがケニアに快勝 パリ五輪
パリ五輪女子バレーボール競技の予選ラウンド、日本女子と同じB組のブラジル対ケニアは、ブラジルが3-0(25-14、25-13、25-12)でケニアに勝ち、好調なスタートを切った。
ブラジルがブロックで圧倒
3セット通して、ブラジルのスパイク42本、ブロック16本に対し、ケニアは21本、3本と、ブラジルが底力を見せつけた。ただし、本数は少なくともケニアのパワー溢れるスパイクを侮ることはできない。パイプにつかれたブラジルの3枚ブロックを破ったり、逆にガビのパイプに3枚付き、止める場面もあった。しかし、力に任せてしまう攻撃も多く、リバウンドをとってもう一度立て直すというような切り返しがなかった。スパイクやポジション、コンビでもったいないミスも多く見られた。ブラジルはミドルが完璧で、序盤からタイ―ザとカロルがブロックに速い攻撃にと冴えわたれば、最後に出た控えのジアナも3連続ブロックと見せ場を作った。
試合後のコメント(FIVBのインタビューより)
●ブラジル、Sマクリス: 初出場の選手たちはちょっと固さがありました。五輪はいかなる他の大会とも違いますから。その中で、しっかり集中して、みんな会場の雰囲気に慣れることができました。まだもっと良くできることもいくつかあり、そういう細かな部分も見落とすことはできません。そのちょっとしたことが勝敗を分けるからです。アリーナはとても素晴らしくて、雰囲気もいいです。すべてにおいて私たちがコートで最高の力を出せる準備ができています。
●ケニア、主将MBトリザー:トップチームのブラジルとの初戦で、私たちはよくできたと思います。負けはしましたが、コートの中で楽しんで、いくつかのいい場面もありました。感激しました。まだ試合は続きます。ここから積み上げて、より良い結果が出るように挑戦します。けがをして東京五輪で負けてしまった後に、パリの開会式の旗手を任されたことは素晴らしい経験でした。主将として、そして旗手として、ここに来るために本当にハードなトレーニングをしました。この場に来て、夢がかなった気がします。