パリの路地にあるお店みたい!大人気スタイリストの大草直子が惚れたオシャレな店で自腹買いした花瓶とは…
ファッションスタイリスト、エディターとして幅広い層から支持を集める大草直子さん。新居のインテリアづくりを通して気づいたこと、出合ったモノなどをフィーチャーする、人気連載「大草直子のOKINIインテリア」。 今回は、大草さんが最近訪れた、世田谷の松陰神社のほど近くにある、センスのいいセレクトショップについて。はたして何をお買い上げたのでしょうか? 【写真でチェック】人気スタイリスト・大草直子が今、気になるアートな雑貨はどれ?
インテリアも素敵! TICCA TOKYOで欲しかったもの
ファッションのブランドが提案する「暮らし方」や、「インテリアのつくり方」が好きです。世界観が映された什器の選び方や、アートやミラーなどによる壁のあしらい、そして彼らの美意識で選ぶ生活雑貨なども、本当に素敵。 海外に行くとよく出会う、ファッションと暮らしが融合した店、東京に見つけたので、今日がご紹介したいと思います。
それが「TICCA TOKYO」。ブランド自体はよく知っていて、セレクトショップで購入することもあったブランドですが、2024年3 月にオープンした旗艦店には初めて伺いました。 三軒茶屋から世田谷線に乗り、松陰神社前で降ります。商店街を抜け、まさに松陰神社のはす向かいに、「TICCA TOKYO」はあります。 大きなガラス張りのエントランスは、パリの路地を入ったところにあるストアのよう。
TICCAの名前の由来は?
・Traditional(伝統的な) ・Individual(個性的な) ・Contemporary(現代的な) ・Comfortable(心地良い) ・Attractive(魅力的な) という、5つのコンセプトの頭文字をとったブランド名にぴったりの場所。 ワンピースやブランドのアイコンであるシャツ、そして実は名品揃いのパンツがゆったりと並び、ヴィンテージのショウケースなども、その場にしっくりとなじみ美しく。 そして、高い壁を飾るアートやラグなど、世界各国で選ばれた1枚1枚も購入できるのだそう。そうそう、このTICCAを運営する会社の社長が、インテリアやアートの目利きでもあるのです。 ファッションのプロフェッショナルでもあるのですが、ヨーロッパを中心にアートフェアやデザインウィークに足しげく通い、自分の目で新しいブランドを見つけてくる。