【プレビュー】首位スポルティングCPは7連勝なるか。藤本寛也、福井太智はビッグマッチへ挑む|ポルトガルリーグ
2024-25シーズンのポルトガルリーグ第7節が日本時間9月28日から10月1日にかけて開催される。 エストリウvsスポルティングCP 開幕から好調を維持するのが日本代表MF守田英正所属のスポルティングCP。中でも出色の出来を見せているのがヴィクトル・ギェケレシュ。開幕から6試合で10ゴールと異次元の得点力を発揮しており、すでにポルトガル国内では無双状態となっている。一方で、守田の影響力が低下しているのは気がかりなところ。ルベン・アモリム監督は守田の代表活動での移動距離の長さゆえにフォームを失っていると指摘する。ポジションを失っているわけではないが、パフォーマンスで信頼を取り戻したいところではある。 ホームで迎え撃つエストリウは6試合で1勝のみ。残留争いに巻き込まれないためにも強豪から勝ち点を拾いたいところだ。 ベンフィカvsジル・ヴィセンテ 公式戦3連勝中のベンフィカ。注目は新戦力のトルコ代表FWケレム・アクトゥルコール。今夏に加入すると、左サイドのレギュラーに定着。リーグ戦2試合で1ゴール・2アシストと結果を残しており、インパクトは十分だ。昨季までは右サイドのアンヘル・ディ・マリアに比重が重くなりがちだった攻撃陣に変化をもたらしているといえそうだ。 対するジル・ヴィセンテの最注目は藤本寛也。前節カーザ・ピアAC戦でも美しいミドルシュートでゴールを挙げるなど、6試合で4ゴール・1アシストと10番にふさわしい活躍を見せる。ジル・ヴィセンテの戦力を鑑みると、ベンフィカ戦では徹底マークが予想されるが、ビッグマッチで存在感を放ちたいところだ。 ポルトvsアロウカ 開幕6試合で5勝1敗というスタートとなったポルト。6試合で3失点と堅守を発揮しているだけでなく、新加入のFWサム・オモロディオンが公式戦4試合で4ゴールを記録。1トップの重責に応える働きぶりを見せている。 強敵ポルトとのアウェー戦に挑むのが昇格組のアロウカ。今夏バイエルンからレンタル加入したMF福井太智はレギュラーとしてプレーしており、6試合すべてに先発出場。得点関与こそないものの、中盤でのバトルで日々たくましさを増している印象だ。ポルトとのビッグマッチで勝ち点獲得に貢献したい。
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