【NFL】WRサミュエルが持つ多才さに期待するビルズOCブレイディ
多才なデュアルスレットとして多くのスポットに対応できるワイドレシーバー(WR)カーティス・サミュエルが自己最高の評価を得たのは、2020年シーズンだった。その2020年シーズンにカロライナ・パンサーズで1,051スクリメージヤードを記録したサミュエルは、フリーエージェント(FA)市場に向かい、ワシントン・コマンダースと大型の新契約を結んだ。
2020年の調子をまだ取り戻していないサミュエルだが、バッファロー・ビルズの一員としてなら、それを取り戻す可能性があると考えられている。
サミュエルにとってのキャリア最高のシーズンは、ジョー・ブレイディがサミュエルの攻撃コーディネーター(OC)を務めた唯一の年に訪れた。
その2年目が、これからやってくる。
ブレイディOCは先日、“Centered On Buffalo Podcast(センタード・オン・バッファロー・ポッドキャスト)”で、ホストを務めるエリック・ウッドに「カーティスが戻ってくるのが本当に楽しみだ。彼とはまだ1年しか一緒に過ごしていない。その1年で彼はずっとこう(上を指さして)成長していたよ」と語った。
その1年で、サミュエルは7年間のNFLキャリアの中で最も多くボールに触れている。サミュエルが2020年シーズンにマークしたレシーブ77回、851レシーブヤード、キャリー41回、200ランヤードという数字は、いずれもキャリア最高の記録となっている。
ブレイディOCはファンがサミュエルから期待できることについて「うまくいけば、少しずつすべてをだ」とコメント。
2023年にコマンダースでプレーしていたサミュエルは、キャリーわずか7回にとどまり、レシーブではチーム内2位となるレシーブ62回、613ヤードをマークしている。サミュエルはブレイディOCというなじみのある攻撃コーディネーターを擁し、レシーバーにはさまざまな不確定要素と可能性を秘めたビルズに加わる。