【MLB】ブレーブスのアクーニャとストライダー 来季の開幕に間に合わない見込み アンソポロス編成本部長が明かす
今季は故障者続出に苦しまされたブレーブスだが、来季も複数の主力を欠いた状態で開幕を迎えることになりそうだ。日本時間11月6日、ブレーブスのアレックス・アンソポロス編成本部長はGM会議の場でメディアの取材に応じ、ロナルド・アクーニャJr.とスペンサー・ストライダーの両方が来季の開幕に間に合わない見込みであることを明かした。アクーニャJr.は今年5月に左ひざ前十字靭帯断裂の修復手術、ストライダーは今年4月に右ひじの手術を受けている。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 現在26歳のアクーニャJr.は2023年に打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS1.012という驚異的な活躍を見せ、MVPを受賞。ドジャースに大谷翔平が加入した今季はハイレベルなMVP争いが期待されていたが、49試合で打率.250、4本塁打、15打点、16盗塁、OPS.716と低調なスタートとなり、日本時間5月27日のパイレーツ戦で左ひざ前十字靭帯断裂の重傷を負って今季終了となった。 一方、現在26歳のストライダーは2023年に20勝5敗、防御率3.86、281奪三振の好成績を残し、サイ・ヤング賞投票では4位にランクイン。今季は開幕投手を務め、日本時間3月30日のフィリーズ戦で5イニングを3安打2失点に抑えたが、次の登板となった日本時間4月6日のダイヤモンドバックス戦では4回7安打5失点と打ち込まれ、翌日には右ひじ痛で故障者リストに登録され、手術を受けて今季終了となった。 ブレーブスは日本時間11月5日にセットアッパーのジョー・ヒメネスが左ひざの手術を受け、全治8~12ヶ月で来季の大部分を欠場する見込みであることを発表したばかり。現在29歳のヒメネスは今季、自己最多の69試合に登板して1勝5敗3セーブ、27ホールド、防御率2.62、82奪三振、被打率.181の好成績を残していた。 先発左腕のマックス・フリードなど、複数の主力選手がFAとなり、ヒメネス、ストライダー、アクーニャJr.を来季開幕から欠くことが決まっているブレーブス。アンソポロス編成本部長がオフシーズンのあいだに、どのようにチームを立て直していくか注目だ。