百田尚樹氏、敗戦の弁なし→直後に「せめて1割」投票率嘆く 須藤元気氏との対面は「爽やか」
作家で政治団体・日本保守党の代表を務める百田尚樹氏が28日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新し、同日に投開票が行われた衆院東京15区補選に出馬し、落選した飯山陽氏や選挙戦についての思いを明かした。 【写真】百田氏はどこ?金澤氏の演説を、飯山氏とともに“偵察” 百田氏は「日本保守党の皆様、そして江東区で飯山あかりに投票していただいた皆様、ありがとうございました。」と感謝。続けて「そして、皆様のご期待にそうことが出来ず、申し訳ありませんでした。」と謝罪した。 結果は 酒井菜摘氏(立憲民主党)=当選 4万9476票 須藤元気氏(無所属) 2万9669票 金澤結衣氏(日本維新の会) 2万8461票 飯山陽氏(政治団体・日本保守党) 2万4264票 乙武洋匡氏(無所属) 1万9655票 吉川里奈氏(参政党) 8639票 秋元司氏(無所属) 8061票 福永活也氏(政治団体・NHKから国民を守る党) 1410票 根本良輔(政治団体・つばさの党) 1110票 となり飯山氏は4位だった。ただ、大きな組織力のない中で、維新の金澤氏や地元出身の著名人である須藤氏に迫る票数を獲得した形。百田氏は「戦いは始まったばかりです。日本保守党は決してこのまま退くことはありません!」と前を向いた。続けての投降では「今回の選挙に関しては言いたいことは山ほどあります。しかし、敗軍の将、兵を談ぜず、です。」とあえて言い訳などはしなかった。 ただ、29日には「今回の江東区の選挙では、約6割の有権者が投票しなかった。」と投票率の低さを指摘。「4割の投票者のうち、約3割が立憲民主党と共産党が推す候補者に票を投じた。そして約1割5分の人が格闘家に票を投じた。」と状況を分析した。 「これが現実であり、これを憂いても仕方がない。」とした上で「私たちのやるべきことは、選挙に行かない6割の中の人たちのせめて1割の人を投票所に足を運ばせること。できたら2割。」と投票率を上げたいという思いを吐露。「立憲民主党と共産党に投票する人たちを折伏することは無理だろう。でも格闘家に投票する人はなんとかできるかもしれない(笑)」と浮動票ならぬ“須藤票”に食い込む可能性はあるとしていた。 その直後の投稿では、昼食をとっている時に、同じ店にたまたま須藤氏がいてあいさつをされたことも告白。「選挙期間中と同じく爽やかな人柄だった 今回、2位に躍進した結果は、地元に愛される彼の人柄のおかげだろう。」と好印象だった。 (よろず~ニュース編集部)
よろず~ニュース