一部で確執報じられる主将エンバペの欠場に…フランス代表指揮官デシャン「彼はここにいない。彼にかまわないで」
フランス代表のディディエ・デシャン監督は、代表から落選したキリアン・エンバペについてコメントした。 10代で迎えた2018年ワールドカップでフランスの優勝に貢献し、現在ではチームキャプテンを務めるエンバペ。しかし、今シーズンからプレーするレアル・マドリーで調子の上がらず、性的暴行報道やPSGとの裁判もあったりとピッチ外でもさまざまな問題を抱える同選手は、前回に続いて今回のインターナショナルブレイクでもメンバーから外れた。 これを受け、一部ではエンバペとデシャン監督の確執が指摘されていた。しかし、指揮官は代表メンバー発表時に主将の落選について「彼と話し合い、今回に関してのみ私が下した決定だ。彼は代表に入りたがっていた。我々は全てが一致するわけではない」などと話していた。 そんなデシャン監督は、14日に行われるイスラエルとのUEFAネーションズリーグでの一戦を前にしたプレスカンファレンスに出席し、再びエンバペについて問われ、笑みを浮かべた後に以下のようにコメントした。 「君たちは自由に話し、解釈すればいい。私は言ったことを繰り返したりはしない。私には明日試合がある。23選手がここにいるし、キリアンはここにはいない。お願いだ、彼にかまわないでくれ」