「あれで俺はイラついた」カリーのセレブレーションに対する“苦い思い出”を元NBA選手が告白「彼は絶好調だと無礼になる」<DUNKSHOOT>
カリーと言えばシミーに加えて、近年では勝負所で決勝弾を沈めた後に両手を右頬に添えた“Night Night”セレブレーションが有名。パリ五輪でも披露し、フランス代表との決勝ではほぼ決着がついた状況で、チームメイトたちも一緒にこのポーズを見せた。 さらにはローソンが明かしたように、3ポイントを放ってからリングに入るかどうかを見届けず、確信犯的に振り向いて指差しをするなど、ジェスチャーも交えた“ノールックスリー”もよく知られている。 ローソンはレギュラーシーズン通算551試合でキャリア平均12.7点、2.7リバウンド、6.0アシスト、1.2スティールを記録。2012-13シーズンにはNBA加入後のフランチャイズ史上最高成績(現在はタイ)の57勝25敗(勝率69.5%)をマークしたデンバー・ナゲッツで、先発PGも務め上げた。 だが同年のプレーオフ、ウエスタン・カンファレンス6位の47勝35敗(勝率57.3%)を記録したウォリアーズとのファーストラウンドで、第3シードのナゲッツは2勝4敗でまさかのアップセットを食らう。 このシリーズでプレーオフデビューを飾ったカリーは、両チーム最多の平均24.3点、9.3アシスト、2.2スティールに3ポイント成功率44.2%と爆発。ローソンもナゲッツでトップの平均21.3点、8.0アシストと奮戦したものの、結果的にはカリーがスターダムを駆け上がる“犠牲者”になってしまっただけに、彼との対戦は悔しい記憶がたくさんあったのだろう。 文●秋山裕之(フリーライター)
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