【敏感肌も使える!?】“レチノール”の「メリット・デメリット、正しい使い方」を徹底解説!
使用経験者が94%超えという注目度の高い美容成分、レチノール。けれど、「うまく使えない」「使いたいけど怖くて……」という声も。そこで、改めてレチノールとうまくつきあう方法を解説。 〈画像で見る〉肌質別「おすすめレチノールアイテム」
教えてくれたのは…
小林智子さん 皮膚科専門医
レチノールの基本について改めておさらい!
そもそもレチノールとは……? ビタミンAの一種。ビタミンAのなかでも化粧品に配合される成分として最もポピュラーなのがレチノール。ほかにも誘導体のレチニルエステルや、処方薬に配合されるトレチノインなどがある。
【効果・メリット】
◆肌の代謝が活発に ◆真皮の若返りを促進 ◆皮脂分泌抑制 ◆メラニンを排出し、シミを改善
【副作用・デメリット】
◆刺激を感じやすい ◆一時的に赤みが出やすい ◆紫外線に弱い
皮膚科医が教える!「覚えておきたいレチノールの使い方」
週に数回の使用から始めるべし! 効果は十分期待できます 「肌のエイジングが気になるなら、レチノールとは一生つきあうべき」と小林先生が語るほどおすすめの成分。だからこそ上手に取り入れることが大事。まずは、肌をならしていくことから始めてみて。レチノールビギナーなら週1~3回使用するところから始め、肌に問題がなければ回数を増やしていくのが理想的。毎日使わなくても時間をかければトレチノインと変わらない効果を期待できるので、無理なく長期戦で使用することを目標にして。
濃度より容器にこだわって選びましょう
レチノールは非常に不安定な成分なので、空気に触れると安定性が悪くなり、効き目も失われることが多いそう。ジャーや大容量ボトルなど、使っているうちに空気に触れる容器では、せっかくのレチノールが分解されてしまい、その力を発揮できていない可能性も。レチノールコスメを選ぶ際は、多少値が張っても、エアレスボトルを選ぶのが正解。 撮影/藤本康介、伊藤泰寛(静物) イラスト/二階堂ちはる 取材・文/金子優子 構成/河津美咲 Edited by 野崎 未来
VOCE