迷走を続ける宮迫博之…「富裕層」向けに謎のサービスも始め、いよいよ“芸人”ではなくなっている?
5年ぶりの地上波テレビ復帰だと大々的に宣伝していた出演が白紙になったことでも大きな話題になった、宮迫博之さん。 【写真】「人気ガタ落ち」だったキムタクが、「大復活」を遂げた理由 現在の宮迫さんには「お笑い芸人」という印象よりも、「YouTuber」や「飲食店経営者」というイメージが先行しています。しかし、前編記事『“テレビ出演白紙”で芸人・宮迫博之はいよいよ終わりを迎えている? …その「悲痛な現在」』で見たように、Youtube登録者数は128万人もいるのに再生数は10万前後の動画も多いなど伸び悩む有様で、絶好調とは言えない状況になってしまっているのです。
知名度が低い「オムサコライス」
では飲食店経営のほうはどうでしょうか。 一昨年3月にオープンした焼肉店「牛宮城」は、予約が取れない大繁盛店として多数のメディアで報じられていたことを記憶されている方も多いでしょう。 ですが、最近は週末含めてすんなり予約を取れることが多く、以前のような常に満席状態とはほど遠い様子。筆者も一度「牛宮城」で食事をしたことがあり、美味な肉に舌鼓を打ったものですが、リピーターの獲得に苦戦しているのかもしれません。 「牛宮城」は渋谷の一等地に店舗を構えているためテナント料が非常に高く、それでいて上質な肉を原価率高めでリーズナブルに提供しているとのこと。そのため、赤字にはなってはいないのかもしれませんが、宮迫さんがウハウハになるほどの大幅な黒字化はできていないのではないでしょうか。 また、宮迫さんが監修という形で携わっているオムライス専門店「オムサコライス」が、昨年12月に渋谷でオープンしていますが、こちらは世間的認知度の低さが玉に瑕。 “世界一おいしい宮迫家のオムライス”というキャッチフレーズを引っ提げての出店だったものの、メディアで取り上げられたのはごくわずかで、SNSでバズッているわけでもないようです。 開店当初こそ行列ができることもあったようですが、現在はすんなり入れる時間帯が多い模様。「牛宮城」がオープンしたときとはメディアの注目度も世間の関心度も雲泥の差で、実際に本稿を読むまで「オムサコライス」の存在を知らなかったという人も多かったでしょう。