「鍋野菜」が高い!…キャベツ2倍、白菜1.47倍 いつまで?“お手頃野菜”使ったおススメ料理【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
朝晩冷え込み、鍋が恋しい季節です。ただ、鍋に欠かせないキャベツや白菜の値段は高いまま。今年の異常な暑さや天候不良の影響がなお続いています。価格は今後どう推移するのでしょうか? お手頃野菜を調べて上手に家計をやりくりするコツを考えます。 そこで今回の #みんなのギモンでは、「鍋野菜高値 いつまで?」をテーマに解説します。
■ちゃんこ店、葉物野菜の切り替えできず
山崎誠アナウンサー 「4日の日中は暖かかったですが、最近は朝や夜に冷え込むようになってきて、野菜たっぷりの鍋が恋しくなってくると思います。ただ、東京・銀座にあるちゃんこ鍋の『ちゃんこ 玉海力 銀座店』からは、悲鳴が上がっています」 「2代目の河邉佑太郎さんによると、例年10月頭ごろから鍋に入れる葉物野菜をキャベツから白菜に替えるということですが、今年は11月になっても白菜が高く、まだ替えられていません。4日現在、まだキャベツを使っているということです」 「ただ、ここ1週間でキャベツも高くなってきて白菜と変わらないくらいといい、来週には切り替えたいそうです。この店では、野菜が高い中でも量を減らしたり、値上げしたりという対応はしていないということでした」 鈴江奈々アナウンサー 「キャベツや白菜は一回まとめて買うと、長持ちさせて使えます。ただ、今は4分の1カットサイズでしか買えません。ちょっとずつなんです」 森圭介アナウンサー 「半玉や4分の1がスーパーに並んでいますよね」
■白菜やキャベツの卸売価格は?
山崎アナウンサー 「高くなっているのを感じますよね。農林水産省によると、東京都中央卸売市場における10月31日の卸売価格は、平年と比べて白菜は1.47倍、キャベツは2倍、きゅうりは1.53倍、ピーマンは1.4倍になっています」 「今年の異常な暑さや天候不良の影響が生育や出荷量に影響を及ぼし、今も続いているということです。現時点では少し高いですが、白菜・キャベツ・ピーマンについては11月後半には平年並みの価格で推移する見通しです」