スーパーカブのアイコンと言えば「レッグシールド」 ちょい古スーパーカブでも美しくありたい
個人的なお気に入りモデル「かもめ」時代のスーパーカブ
バイクの外観コンディションやヤレ具合に関する考え方はユーザーによってことなるでしょうが、「バイクはいつもキレイでありたい!!」とは、ぼくの考えです。 【画像】スーパーカブを代表するディテール「レッグシールド」の再生を画像で見る(7枚) そんな想いをバイク好きのみなさんに押し付けようなどとは思いませんが、今ひとつ美しくない状態のまま走らせ続けているバイク仲間には「もう少し磨いてあげないと可哀そう……」程度のお話しはしています。跨がって、走って、楽しむよりも、今となっては「いじって、磨いて!!」の方が、ずっと楽しいと思っているのが自分です。
カブ主様になって数年が経過しましたが、その間、C100のエンジン修理に始まり、OHVシリーズ数台、旧型C90カモメ号も数台購入。今、手元には、ピノキオ時代のC100があります。
気まぐれでポチッと購入したC90M2(セルダイナモ付きのカモメK2)はバイク仲間に譲渡し、今尚、元気良く走らせ続けています。このM2仕様は、現代のバイクと比べると珍しく、生まれながらに12V仕様で、アウターフライホイールではなく、重~いダイナモを装備した12ボルト仕様です。キック始動と「セルダイナモ」始動を両立したモデルなのです。 同年代の標準モデルと比べ、横に張り出した大きな12Vバッテリーを装備する右サイドカバーデザインが特徴でした。他のモデルを例にすると、CB750K1用サイドカバーと横へ張り出したCB750K0用サイドカバーの違いと同じような印象です。 もちろんダイナモを内蔵する左クランクケースカバーの張り出しも大きく、メインスタンドを掛けるときに車体を持ち上げる重さが「ズッシリ」することで、その違いを体感することができます。
そんなカブ主生活を送る中で、ぼくにとって一番のお気に入りであるカモメデラックス号を見たときに、購入当時から気になっていたのがレッグシールドの補修痕でした。 前オーナーさんの力作ですが、その仕上げをより美しく、何とかしたいと考えていました。そこで、ペイントのプロショップで知られる埼玉県寄居町のドリーム商會さんへ相談しました。ショップ名称の通りペイント工房ですが、代表の小島さんが大のホンダファンかつスーパーカブファンのカブ主様でもありました。