桑木志帆「18番で決着をつけたいと思っていた」 昨年プレーオフ惜敗の大会で雪辱のツアー初優勝
桑木志帆が国内女子ツアーの資生堂 レディスオープン(神奈川県/戸塚カントリー倶楽部 西コース)でツアー初優勝。昨年はプレーオフで敗れ悔し涙を流したが、今回は嬉し涙となった ―優勝した気持ちは 素直に嬉しいです。 ―優勝した瞬間は笑っていたが、後に涙に変わった パットがギリギリで入ったので危ないと思って、ドキドキしていたので泣く隙も余裕もないという感じでした。でも(小祝)さくらさんやキャディの小幡さんが「良かったね」と声をかけてくれてジーンと来て、(堀)琴音さんにハグした時に「おめでとう」と声をかけてもらえて(涙が)込み上げて来ました。 ―最終日のプレーについて いつも通りの一日だと思ってやりました。ガツガツ行かなくても安全に行って、パットを決めればいいかくらいの気持ちでした。 ―プレー中の緊張感は あまりなかったです。スタートの2~3ホールはありましたが、18番を迎えるにつれて緊張したとかはなくフラットな状態で回れました。 ―昨年大会のことは頭によぎったか 今年はプレーオフにしたくないと思ってたので、18番で決着をつけたいと思ってやっていました。 ―18番を安全に行こうとは思わなかった 去年の自分はセーフティーに打って追いつかれて負けてしまったので、今年は引き離すぞくらいのメンタルでやりました。 ―この大会で初優勝、運命的なものを感じる はい、すごい去年悔しかったので今年は優勝争いしたいなと思っていました。あまり意気込み過ぎてもあれだなと思っていましたが、初日に良いプレーできたので全力で前を向いて頑張るだけだと思いました。 ―周囲の期待 プレッシャーになることもありましたが、期待されているのは嬉しいので、次こそは勝ちたいと思って毎試合プレーしていました。 ―お父さんに対して やっと優勝を見せられたなと。一番の味方で早く初優勝して欲しいと思っていたと思うので、ホッとしています。