「もっと緊張する場面とかで投げることも」巨人・堀田賢慎 約3か月ぶりのマウンドは「めちゃめちゃ力んだ」
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト4-1巨人(14日、東京ドーム) 7回から巨人のマウンドにあがったのは約3か月ぶりの1軍登録となった堀田賢慎投手。2軍では試行錯誤しながら、研さんしてきました。 【動画】青木宣親選手が東京ドームで最後の姿! 「めちゃめちゃ力んでたんで、そこは反省です」と開口一番、語った堀田投手。 7回先頭のヤクルト、中村悠平選手に初球をはじき返されるも、坂本勇人選手が好プレーを見せ、ここはサードゴロ。続く代打の川端慎吾選手をスプリットで空振り三振に仕留め、最後は長岡秀樹選手をセカンドゴロと3者凡退に抑えました。8回には4番、村上宗隆選手に徹底した低めへの配球でフォアボールを与えましたが、こちらも無失点で切り抜け、2回30球を投げ、1三振1四球無失点で久々のマウンドを終えました。 「(力んでいた)その中でも抑えられたっていうのは自信にもなりましたし、この投球を続けていきたいなというふうに思いました」 2軍で力をつけてきた証拠に「まっすぐの感覚はよくなっている。その分、変化球で勝負できたのはよかった」と続けた堀田投手。「でも、困ったときにしっかりまっすぐ勝負できるくらいコントロールだったり、強さだったりはもう少しあげていきたい」と意気込みました。 9月の優勝争い佳境の中での1軍招集。阿部慎之助監督の思いを受け取った23歳。「この何試合かあとにもうマジックだったりとかがついてきて、もっと緊張する場面とかで投げることもあると思うので、気持ちの準備をして、のまれないようにしていきたいなと思います」と表情を引き締めました。