<下剋上で頂へ―’24センバツ・中央学院>選手紹介 中村研心内野手 2年・主将 大黒柱「何とかなる」 /千葉
◇中村研心(けんしん)内野手 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3月18日に開幕する「第96回選抜高校野球大会」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に、中央学院(我孫子市)が出場する。6年ぶり2回目となり、選手らは夢舞台での勝利を目指し、日々練習に励んでいる。ベンチ入りが見込まれる20人の横顔を、直筆の言葉とともに紹介する。【林帆南】 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち チームを引っ張る大黒柱。ミート力に優れ、昨秋の県大会決勝で五回1死二塁の好機に勝敗を分ける2点本塁打を決め、関東大会では白鷗大足利との1回戦で適時三塁打を放ち、8強進出に貢献した。 打撃に自信がある一方、二塁手としては課題意識を持つ。「二遊間を守れないと示しがつかない」と、この冬は守備を重視した自主練習に取り組んできた。 千葉市若葉区出身。同市立千城台南中学卒。社会人野球のローソンの選手だった父の影響で幼稚園の頃に野球を始めた。好きな言葉は「何とかなる」。母がよく口にしていた言葉で、困難に遭遇した時はその言葉で乗り越えたという。「言い合いはあるけど仲が良いのがチームの特徴。勝って校歌を歌いたい」=随時掲載