打席途中でバットの交換命令 中日・石川昂弥 球審から指摘される
◇プロ野球セ・リーグ 巨人-中日(15日、東京ドーム) 中日・石川昂弥選手の打席で、珍しい光景が見られました。 9月14日試合終了時点のセ・リーグ順位表 初回に2点の先制を許し、2点ビハインドで迎えた2回の攻撃。 この回の先頭・石川昂弥選手が打席に入り、1球目をファウルにしたところで球審がタイム。石川選手の元へ寄ると、バットについている滑り止め用の松ヤニをチェック。するとバットの交換を石川昂弥選手に命じました。 この試合解説を務めている福留孝介さんは「松ヤニを多分(バットの)上まで付けすぎているというところだと思います」とコメント。 野球規則にはバットの握り部分、端(グリップエンド)から18インチ(45.7センチ)部分には松ヤニなどの何らかの物質を付着させたりすることは許されていますが、18インチの範囲を超えて、物質が付着しているバットは試合で使用できないと書かれています。
石川選手はベンチへ戻り、新しいバットに交換。続く2球目を振り抜き、打球はサード強襲の内野安打。石川選手はチーム初ヒットを記録しています。