腕につける「超小型酸素ボンベ」がヒット ダイビング免許不要で潜水可能に
KG AIR(大阪府寝屋川市)が販売する、超小型酸素ボンベ「KG Air」が好調だ。応援購入サイトMakuakeにて先行販売したところ、プロジェクト開始から2カ月で売り上げが1400万円を超えた。 【画像】超小型酸素ボンベ「KG Air」の見た目、利用イメージ(9万8000円) シュノーケリング用超小型ボンベ「KG Air」は、レギュレーターとボンベが一体になっていて、本商品だけで海の中で呼吸できる。約4分間、水深5mまでの使用が可能で、より長く深く潜れるディープシュノーケリングを体験できる商品だ。
再充填が自分でできる
ボンベ1本あたり15リットル、合計30リットルの空気が注入可能で繰り返し使用できる。 一般的に、素潜りでは海の底に滞在できる時間は5秒ほどで、「珊瑚を目の前で見る」「魚と一緒に泳ぐ」などの体験は難しい。ダイビングは長時間潜れるが、ライセンスや特殊な装備が必要になる。 「KG Air」は、シュノーケルの手軽さでより深い海の世界を体験でき、水中で息をするために必要な機能をコンパクトに集約しているため、ハンズフリー、マウスフリーでマリンアクティビティーを楽しめるのが特徴だ。
持ち運びもしやすい
本体は600グラム、17センチメートルと小さく軽いため、使用するまでの持ち運びにも便利だとしている。使い方も簡単であり、防災の備品や船・ライフセーバーの保守品としての活用も目指している。 先行販売終了後の販売予定価格は9万8000円。
ITmedia ビジネスオンライン