史上最速の井上ドラゴンズ祝勝会で熱戦!竜党が知恵を絞った至極のクイズ合戦
時間が足りない竜談義
こうしたクイズで盛り上がりながらも、ドラゴンズの話題は尽きない。現役選手時代から応援し続けた立浪監督への大いなる期待、しかしそれが裏切られてしまった失意の3年間のこと。井上一樹新監督のドラフト大成功、そして新たに編成されたコーチ陣。松中信彦打撃コーチの手腕への期待、そして、一度は退団した落合英二さんを2軍監督として迎えたことへの高い評価。さらに来季の予想オーダーでは、特にキャッチャーが誰になるのかが話題の中心だった。 あっという間に閉宴時間となり、最後も「優勝おめでとう!」の万歳三唱で締めくくった。実に楽しいドラゴンズナイトだった。今年の干支は「辰(たつ)」だったが、我々ファンの間では、来年の干支も「辰」、そう、毎年「竜」が干支である。 冒頭のクイズの正解は(2)の「37」である。立浪と片岡のPLコンビは、高校時代に公式戦43試合を戦い40勝3敗、実に37の勝ち越しだった。そのコンビがドラゴンズの指導者としては力を発揮できなかったことは、ファンとしても残念だった。 来年のドラゴンズ会では、明るい数字の問題が沢山出題されますように。これはメンバー全員の願いである。 【CBCマガジン専属ライター・北辻利寿】 ※中日ドラゴンズ検定1級公式認定者の筆者が"ファン目線"で執筆するドラゴンズ論説です。著書に『屈辱と萌芽 立浪和義の143試合』(東京ニュース通信社刊)『愛しのドラゴンズ!ファンとして歩んだ半世紀』『竜の逆襲 愛しのドラゴンズ!2』(ともに、ゆいぽおと刊)ほか。CBCラジオ『ドラ魂キング』『#プラス!』出演中。
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