「これいいですよ!」4ヶ月の新米パパ・小島よしおさんがすすめる「本当に助かっているベビーグッズ&アプリ」教えてもらいました
大きくなったらランニングや筋トレを一緒にしたい!
― 赤ちゃんが生まれてから子育てにお時間をたくさん使われて、楽しいとは思いますが、時にはリフレッシュしたくなりませんか? 僕は地方に出かけることが多いので、移動中に本を読んだりとか動画を見たりとか、そういうことでリフレッシュできます。本当は筋トレとかランニングでリフレッシュするのがいいんですが、骨折してできなくなってしまって。そろそろ走れるかなと思っているので、そうしたら体も心地よくなってくるんじゃないかなと思っています。 ― 小島さんご自身は、お父様に子育てしてもらった記憶はありますか? うちの親父はまったく育児参加していませんでした。そういう世代ですよね。それに、父は僕らが小さい頃に急に「選挙に出る」って言い始めたんですよ。兄が2歳で僕が生まれたばかりの頃に、母は久米島に里帰りしててゆっくり子育てしていたら、親父が「次の選挙に出る」って。それで母は急いで千葉にトンボ帰りして手伝って……。基本的に母はワンオペでした。 そんな感じだったので、親父はどこかでうしろめたさがあったんでしょうね。奧さんが妊娠中に双方の家族と旅行に行ったとき、罪滅ぼしのように奧さんに「オレにできることはなんでも言ってくれよな」って。なかなかそういう事言わないタイプなのに思い切って言ってくれたんですね。でも、かあちゃんが食い気味に「ムリムリ、あなたにできるわけない」ってピシャリといって親父は力なく笑ってました(笑) 生まれたあとは有言実行でほぼ毎日うちに来てくれてとても助かっています。その間に奥さんが買い物行ったりできるので。 ただ「怖くてまだ抱っこできない」という事なので泣いてもお腹をトントンするのが限界だそうですが、それでもすごくありがたいです。ケーキなど甘いものをよく買ってきてくれるそうで妻も喜んでいます。 ― お子さんにはどんなふうに育ってほしいですか。 思いやりがあるというか、優しい子になるといいですね。活発とかおとなしいとか、そういう気質や性格は生まれつきなんじゃないかなって思っています、変えられないかなって。でも、環境によって影響を受けることってありますよね。そういう優しさを身につけてほしい。自分のものさしではからない。自分ができるからといってできない人のことをどうこう言ったりしないとか、そういうことを早い段階でわかってほしいなって思いますね。それには、いろんなことを親と一緒に体験させて、親が背中を見せていかないと。 ― お子さんと一緒にやりたいことはありますか? ランニングですかね。少し大きくなったら一緒に走りたいです。高校生くらいになったら筋トレも一緒にやりたいけど、そのときには僕は60歳近いのか(笑)。まあそんなことより前に、そろそろ離乳食が始まって食べさせて……、まだまだ子育ては続きますね、楽しみながらがんばります! 【お話を伺ったのは 小島よしおさん】 1980年、沖縄県生まれ。早稲田大学在学中からコントグループで活動、2006年からピン芸人としてデビューし、2007年、「そんなの関係ねえ!」がブレイク。バラエティ番組に出演するほか、全国でのお笑いライブで子どもたちにも大人気。教育系YouTuberとしても活躍。2016年に結婚、2024年2月に第1子となる男児が誕生。絵本など著書多数。子どものお悩み相談連載を書籍化した『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)のほか、最新著書として雑草の知識を学ぶ『最強無敵の雑草たち』(家の光協会)も発売中。
取材・文/三輪 泉