エリザベス女王の2周忌にチャールズ国王とカミラ王妃が礼拝へ 女王の馬丁が最後の乗馬の思い出を語る
冗談とはいえ、確かにこれは記録的。馬の平均寿命は20歳。26歳は人間でいうと70代後半から80代だといわれている。ちなみにエマは葬儀の後、沿道に立ちウィンザー城へと運ばれる女王の棺をペンドリーと共に見送った。最後のお別れをするこのシーンに涙した人も多い。
乗馬を楽しんだ翌日、女王はバルモラル城に帰る前に「最後にエマにお別れを言うために」ペンドリーのところに寄った。女王が自分の死期を「考えていたのかどうかはわからない」と彼は振り返っている。このとき女王は「あなたは昨日、とても失礼でしたよ」とクレームも。ペンドリーが謝罪した後、その理由を尋ねると「女王は『私の年齢のことを言ったわね』と言うと笑い出した。とても彼女らしいことだった。それが彼女に会った最後だった」。抜群のユーモアのセンスを持っていた女王にふさわしいエピソードといえそう。