エリザベス女王の2周忌にチャールズ国王とカミラ王妃が礼拝へ 女王の馬丁が最後の乗馬の思い出を語る
9月8日でエリザベス女王が亡くなって2年になる。命日にはチャールズ国王とカミラ王妃が教会に向かう姿が目撃された。 【写真】エリザベス女王&フィリップ殿下の、愛あふれる追憶ギャラリー
スコットランドのバルモラル城で最後の日々を過ごし、ここで息を引き取ったエリザベス女王。バルモラルはロイヤルファミリーの避暑地として知られ、今チャールズ国王とカミラ王妃も晩夏をここで過ごしている。命日には近く村にあるクラシーカーク教会の日曜礼拝に出席した。車で教会に向かう国王と王妃が目撃された。ちなみに国王と王妃は今年4月、女王の誕生日も同じ教会で過ごしている。
国王と王妃はSNSでもエリザベス女王を追悼している。インスタグラムに笑顔の女王の写真を投稿、「エリザベス女王を偲ぶ。1926年から2022年」と書き添えている。
生前、馬たちをこよなく愛したことで知られる女王。馬丁として28年間、女王の愛馬たちを世話し、女王の乗馬のお供をしてきたテリー・ベンドリーが最近、女王との最後のエピソードについて語った。ゲストとして出演したポッドキャストで「女王が最後に乗馬をしたのは7月18日だった。16日に乗馬学校に来たんだ。そのとき女王の体はとても弱っていた。乗馬用のブロックに乗ってフェルポニーのエマに乗ることができたが、降りるときには私が抱き上げなくてはならなかった」と語った。最後の乗馬では彼自身は馬に乗らず、女王の馬のそばを歩いて補佐したという。 (写真は2008年、ウィンザー城で乗馬を楽しむ2人)
「女王はエマに乗り、私は女王に付き添って歩いていた。女王は私を見下ろして『こんな風に私の横を歩く人がいるなんて、プリンセスだった頃以来ですよ』と言った」。女王が嫌がっているのではないかと思ったペンドリーはそばを離れた方がいいか、もしくは彼も別の馬に乗って付き添った方がいいかと尋ねた。すると女王は彼がそのままそばを歩いてくれることを望んだという。また彼がアルバム用に女王の写真を撮りたいと頼んだら承諾してくれたことも明かしている。ペンドリーが「あなたのポニーは26歳であなたは96歳。これは記録になるでしょうね」と冗談を言うと女王は「その通りでしょうね」と答えたとも。