西武・甲斐野央、プロスピでの能力アップに意欲 子どもたちに突っ込まれた苦い経験「なんであんなに…」
西武は5日、大手ゲームメーカー「コナミデジタルエンタテインメント」(コナミ社)が施設命名権を取得した埼玉県所沢市の室内練習場「プロスピ トレーニングセンター」で命名を記念したイベントを行い、甲斐野央(27)と水上由伸(25)の両投手が同社のスマートフォンゲーム「プロ野球スピリッツA」(プロスピ)で対決した。 ■「愛おしい」源田夫妻が雑誌の表紙に【写真】 対戦前にはゲーム内で自身のキャラクターがどのような球種を投げられると設定されているか、期待値込みで予想した。甲斐野は2月の春季キャンプ中に披露した新球「スラーブ」やフォークの握りでチェンジアップのようにタイミングをずらす「フォーチェ」を挙げた。さらに3日ロッテ戦(高知・春野)で158キロを出したツーシームを紹介。「今年からプロスピのために投げていこうと。161キロぐらい出そうと思っている」と豪語。地元兵庫の子どもや友達に「なんであんなに能力低いの」と突っ込まれたことを明かした上で、コナミ社の担当者にアピールした。 水上は持ち球のツーシームやシュートを書き「真っすぐより速いのがミソ」と強調。「超対ピンチの効果がつけば変化量が上がると聞いたので、ピンチでいっぱい登板しようかなと思います」と、29日のシーズン開幕に向けて気合を入れた。 2イニング限定で行われた試合はどちらも1番に好調な西川を起用し、水上が4―0で勝利した。
西日本新聞社