280ヤードオーバーの飛距離を誇る竹田麗央のドライバースウィングをプロが解説【勝者のスウィング】
その際に上半身の力を抜くことで下半身で作った回転を下から上へと伝えるので、上半身と下半身の捻転差が作られ左肩が開かずに上体で打ちに行く動きが入っていません。 さらに頭の高さは上がることなく、むしろ下がる方向に動いていますが、これはクラブをリリースする手首の動きと体が起き上がることとは連動しているから。インパクトで右ひじと右手首は曲がったままで体をターンさせながらヒットすることで浅い入射角で高弾道のフェードを生み出しています。 前週の予選落ちの後の練習場では、悔しさの中で母でプロゴルファーの平瀬哲子さんと取り組む姿を見ていました。その翌週に予選落ちからの優勝という大きなバウンスバックを果たしましたことは、月末からの全米女子オープンでもきっと良い方向に進むことでしょう。
プロゴルファー・中村修